お知らせ

大学14号館、もうすぐ完成

2000(平成十二年)年9月より工事を進めてきました大学14号館は外を覆っていたシートも撤去され、現在、実験室等への設備工事、備品の設置など内部の工事に移っています。
2002(平成十四年)年3月に竣工、4月から使用を開始します。新しい建物は地上6階建(教室・実験室は5階まで。6階は電気室・機械室)高さ29m、述べ床面積6822m2で西門近く、大学21号館のあとに建てられました。
この大学14号館は、主に工学部の学生が行う実験実習のために建設されました。
学生により安全で広い環境で実験や実習などの授業を受けてもらいたいという考えで計画されています。機械系実験室、化学系実験室、物理系実験室、情報系実験室など12室の実験室が用意され、どの実験室も広いスペースが確保されています。また、これからは高度職業人に対する社会的ニーズが多くなることが予想されます。そのためにも大学院生専用の演習室を5室用意しました。1階に設けられるパソコン数は120人収容することができます。現在成蹊大学には学生が使用する ためのコンピュータを428台、情報コンセント(ノートパソコンを学内のネットワークにつなぐこ とができる)が240台分用意されています。120台のパソコンが新たに用意されることで、学生が授業以外でもパソコンを利用しやすくなります。
この14号館建設にともない解体された木造の大学21号館は、1938(昭和十三年)年に旧制高等学校の図書館として建設されました。この図書館は当時の岩崎小弥太理事長により「緑陰堂文庫」と命名され永く成蹊学園関係者に親しまれました。

成蹊学園 広報 第44号より

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