お知らせ

成蹊大学と武蔵野地域との結びつき

1.高大連携
武蔵、武蔵野北の都立高等学校のほか、藤村女子高等学校との高大連携を行っています。高校生が学部の授業を聴講したり、公開講座に参加したりしているほか、本学の教員が高校に出向いて講義する´出前講義´も行っています。高校生が大学を実体験できるという高校側のメリットが大きいのですが、文学部の鈴木日出男教授による源氏物語の公開講座に参加して感動し、成蹊大学を絶対受験するとアンケートで回答した高校生もいますので、大学側にもそれなりのメリットはあるようです。他の高校からも本学に高大連携の打診が来ているほか、本学が参加しているコンソーシアム「学術・文化・産業ネットワーク多摩」でも、高大連携を多摩全域で行うことも検討中で、今後みなさんと同じ授業を聴講する高校生が増えていくことでしょう。

2.武蔵野地域五大学学生交流
本学は、亜細亜大学、東京女子大学、日本獣医畜産大学、武蔵野女子大学と「学部教育における学生交流に関する協定」を締結し、今年度から東京女子大学を除く大学間で単位互換制度がスタートしました。学修機会の拡大を図ることで、学生の勉学意欲を喚起し、学修成果の向上に結びつくことを目的としています。来年度からは東京女子大学も加わりますので、今後、皆さんと同じ授業を受講する他大学の学生が増えていくことでしょう。皆さんも他大学の特色ある授業科目や本学では学べない分野の授業科目を履修してみてはいかがですか?

3.武蔵野地域五大学共同講演会・教養講座・こども講座
武蔵野市は、武蔵野地域の5大学と共同で、共同講演会、教養講座、(各大学での連続講座)、小学生向けのこども講座を開催・開講しています。今年度の本学における共同講演会は、法学部の亀嶋庸一教授による「デモクラシーとナショナリズムの将来」についての講演で、ケーブルテレビでも録音放映されました。教養講座は、文学部の竹内敬子教授により、「ジェンダーの歴史学」というテーマで行われました。また、昨年度及び今年度のこども講座は、工学部の柴田昌明助教授による「ロボット講座」で、武蔵野市在住・在学の小学生が楽しく受講しました。

4.武蔵野地域自由大学
武蔵野市と武蔵野地域五大学との連携により、地域の住民の生涯学習の場としての武蔵野地域自由大学が2003年4月に開講することになりました。この大学の学生は、武蔵野地域五大学共同講演会・教養講座・本学公開講座のほか、本学における武蔵野市寄附講座その他の正規科目も聴講することができます。これによって、今までより多くの地域住民が授業を受講することになりますが、皆さんにとってもよい刺激になることでしょう。

5.IT講習会
武蔵野市から委託を受けて、大学7号館の情報教育施設を用いたIT講習会を毎年行っています。講師は、学園情報センターの職員(恵良、白井、千葉)が担当しています。


ZELKOVA NO.32より

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