お知らせ

成蹊学園建学の日「私の成蹊」エッセイ募集について

◎成蹊学園「建学の日」

母校成蹊学園では、一昨年より3月23日を「建学の日」と定めました。
成蹊最初の学校となる成蹊実務学校が明治45年、池袋の地に開校されましたが、開校10日前の3月23日には隣の豊島師範学校の火災類焼により新校舎が全焼しました。
急遽仮校舎での開校式となった中村春二先生は「教育は建物ではなく精神である。教える者と学ぶ者との心さえ通えば、たとえ野原に立っていても教育はできる。仮校舎はみすぼらしいが、ここは桃李の里である。"桃李物言わずといえども、下自ら蹊となす"という言葉を味わって欲しい。自分を磨いて美しい人格をつくれば、その人はたとえ何も言わなくとも、自ら世間に認められるようになる」と「成蹊」の名の由来を引用して話されました。
この火災は成蹊関係者、とりわけこれから教育の理想に向かって踏み出し始めた中村先生にとっては大きな試練でした。しかし中村先生は「この火災は今から考えると我々のために却って祝福すべきものである。我々は火事のために物質的には多大の損失を被ったが、精神的には却って大いに利益を得た訳である。この意味に於いて火災記念日を一種の祝日としてかくの如く祝うのである」と述べ、この試練を通して教育への信念を確固たるものとしたのです。
母校、成蹊学園では、この日は中村先生が教育に対する不退転の決意をされた日であり、建学の理念を継承するに最も相応しい日として「建学の日」と定めました。

◎「建学の日」関連の催し

3月23日の建学の日には、本館講堂で教職員・在校生・卒業生が集まり、凝念を行い、心力歌を唱え、また吉祥寺を中心とした地域清掃活動も併せて行っています。また2月~3月にかけては、学園史料館において建学の日にちなんだ特別展示を開催し、さらに大学卒業10周年の卒業生をホームカミングとして招いて同窓会を行うなど、成蹊建学の精神の発揚を図る催しの充実を図っています。

◎建学の日「私の成蹊」エッセイ募集について

本年度の建学の日(平成20年3月23日)に向け、学園では「私の成蹊」と題したエッセイの募集をしています。(募集期間平成19年4月23日(月) ~ 10月31日(水) )
卒業生も募集対象として応募を受け付けておりますので、ご投稿をお願いいたします。
学校法人 成蹊学園

詳細及び応募はこちらから

 
 
 
-成蹊学園の地域清掃活動に卒業生も参加しませんか!-
 母校成蹊学園では「建学の日」を含む年4回、学生・教職員・卒業生が「地域清掃活動」を行っています。学生をリーダーとする班を編成して、学園近隣から吉祥寺駅周辺に至る市街地を清掃します。
本年は年4回の地域清掃活動を予定していますので、是非卒業生の皆様もご参加ください。
地域清掃活動日 平成19年 6月22日(金)・10月23日(火)
12月21日(金)・ 3月23日(日)
詳細は成蹊会事務局までお問い合わせ下さい。

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