成蹊探訪

成蹊探訪 28

成蹊の欅並木

 成蹊のシンボルとなっている欅並木は、大正13(1924)年に成蹊学園が池袋から吉祥寺に移転した際に植えられたものです。当時は樹齢20年ほどの若木をほぼ5メートル間隔で植樹しており、今日にしている欅並木の風景とはまた違う趣でした。現在、高さ20メートル、樹齢100年にも至るほどの大木となった欅が、整然とした見事な並木を形成しています。欅は武蔵野台地を代表する樹木であり、この地で「すくすくと生徒が育ってほしい」という成蹊の教育方針を象徴するにふさわしい樹木でもありました。
 成蹊キャンパスは、欅のほか、桜、マツ、クロマツ、竹、梅、そして成蹊の名の由来となり、校章に輝く桃や李など多くの樹木に包まれており、四季折々その姿を変えながら心落ち着ける豊かな教育環境を与えてくれます。
 成蹊のこれらの樹木は、一部、大学14号館(建設中)附近の松林と中学校西側の林を除いては、大部分が吉祥寺移転後に植栽されたもので、先人の成蹊への愛情と成蹊教育に対する情熱が偲ばれます。緑の成蹊キャンパスは、先輩方に育まれた結晶であり、現在の我々がまた後輩へ引き継ぐべき大切な財産です。その中にあって欅並木への思いは、世代を超え成蹊人を繋ぐ大きな役割を果たしています。
【企画課】
成蹊の欅並木


Copyright © Seikeikai Alumni Association. All Right Reserved. ※掲載写真及び解説は成蹊学園広報課の許可を得て掲載しております。