一般社団法人 成蹊会

　2010年5月29日（土）大学10号館12階ホールで実業研究会OB会が開催されました。実業研究会は、学生が主体的に国内外の経済・経営問題を研究テーマに取り上げ、研究成果を研究会誌や欅祭で発表する活動を基軸に、机上の空論に陥ることなく工場見学や企業訪問といった実践活動を加え、学内陸上競技大会やレガッタの参加などスポーツ活動も活発に行っていた文化会の名門クラブでした。1952年に清水護教授の原書講読グループのメンバーで創設され、野田信夫元学長のご支援を受け、文化会加盟団体となり1987年まで活動いたしました。OB総数は217名を数えます。OB会の開催は20年振りでしたが出席者は63名を数え、永年に渡り顧問教授としてご指導下さいました廣野良吉成蹊大学名誉教授、貴美子夫 人を囲み、盛大に行われました。島田正博氏（経済56年卒）の司会進行で、幹事代表の挨拶、続いて廣野先生からもご挨拶を頂戴し、発起人の浜中昭氏（経済45年卒）の乾杯の音頭で、懇親会は旧交を温めるなごやかな歓談へと進みました。歓談中、廣野先生ご夫妻へ華道家として国内外で活躍中の木戸久美氏（文53年卒）が心をこめて造られた花束贈呈や創設メンバーで宝塚市より遠路ご出席いただいた笠原恭氏（政経31年卒）より実研創設期の思い出話をご披露頂きました。出席者全員が時空を超えて学生時代に戻り、歓談が尽きず、次回OB会の早期開催の声が高まる中、校歌斉唱、幹事メンバーから挨拶を行った後、記念撮影を行い閉会となりました。