会長挨拶

会長挨拶

 成蹊会会長 高井 昌史

 会員の皆様には日頃より成蹊会活動へご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 長引く新型コロナウイルスの影響を受け、今年こそ開催を目指しておりました「成蹊桜祭」も3年続けて中止という、誠に残念な決定となりました。会員の皆様におかれましても、それぞれがご参加されてきた同窓の集いの多くが思うように開けない状況が、これほど長く続くとは考えもしなかったことと推察申し上げます。
 こうした中で、成蹊会は一般社団法人に移行してから10回目となる定時代議員総会を迎えることとなりました。昨年度、コロナ禍の中にありましても、予定した母校支援に向けた各事業活動を滞りなく実施することが出来ました。これも偏に会員の皆様の変わらぬ強いご支援の賜物と深く御礼申し上げます。
 成蹊学園も、永年に亘り学長、学園長を務められた亀嶋前学園長が退任され、新たな学園長に江川雅子様が就任されるなど、新体制により2022年度がスタートしました。
 少子化の進行、国際化への対応など学校経営の環境が大きく変化し厳しさも増す中で、卒業生組織である我々成蹊会としましても、学園との更なる連携の下に、これまで以上に母校支援の強化をすべく取り組んでまいりたいと存じます。
 今年は学園創立110周年を迎え、2年後には学園吉祥寺移転100周年を迎えます。このような節目にあたり、母校の支援に向けた新たな取り組みも検討したいと考えます。
 各地で活動をいただいている地域成蹊会を始めとし、全国に拡がる成蹊の輪を生かし、また各学校・学部同窓会の皆様とのより強固な連携の下に、より充実した学園支援を行い、共に「成蹊」の名を高めてまいりたいと思います。
 新年度に入って、大学では従来のオンライン中心の授業体制から多くが対面授業に移行し、成蹊のキャンパスも賑わいを取り戻しつつあります。同窓会活動もフェースtoフェースでのコミュニケーションが何より大切だと、このコロナ禍の中で痛感しました。
 成蹊会の活動も、今年度からは対面での交流の機会を増やし、ウイズコロナ時代での新たな段階へと移り、徐々に活動を再開してまいりたいと考えています。会員の皆様には何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
 最後に、この様な成蹊会の活動は会員の皆様の会費並びに寄付金の上に成り立っております。事業活動の更なる充実に向け、会員各位の一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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