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篠原三代平先生を偲ぶ会

篠原三代平先生は、昨年12月7日に93才にてご逝去された。先生は日本経済論の泰斗として日本経済の実証面を中心に研究され、「日本経済の成長と循環」をはじめ多数の優れた著書を遺された。この他、一橋大学教授、経済企画庁経済研究所長、統計研究会会長等要職をご歴任、また多方面にわたり日本経済発展のため数多くの重要かつ貴重な提言を続けられ、平成16年には文化勲章を受賞された。本学には昭和48年から同60年まで在籍、10回生までゼミを受け持たれた、先生の謦咳に接したゼミOB生の会(三蹊会)は先生が本学を離れられた後も定期的に開催。今回は、亡くなられた先生を偲ぶべく10月13日、秩父連峰の眺めも良い本学 10号館12階に令夫人とご長男・ご次男ご夫妻をお招きし、OB生82名の参加を得て三蹊会として「篠原三代平先生を偲ぶ会」を開催。開会に先立ち祭壇に飾られた先生の遺影を前に全員で黙祷、続いてご長男のご挨拶を戴いた。歓談中、参加者は思い思いに先生のご指導ぶり、お人柄を偲ぶとともにゼミ旅行他当時の思い出を懐かしく語らいあった。一方でゼミ生各々が大変お世話になった令夫人には大勢の参加者がお礼と近況を報告。この他会場には勲章、学位論文原本、ご趣味のプロ顔負けの絵画十数点も展示、一同先生のスケールの大きさに感銘した。空から会の様子を見ておられた先生にもご満足戴けたのではないか。三蹊会幹事一同
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