会長挨拶
皆様こんにちは。日ごとに冬めいてまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
私は6月の定時代議員総会と理事会で、成蹊会会長に選任された高校24回の太田克彦です。前任の高井昌史様の時代は、コロナ禍の時期と重なりましたが、100回目の枯林忌や安倍元首相の追悼式を取り仕切られ、また七年制旧制高校のルーツを持ち、かつ一般社団法人として運営されるという共通点がある、学習院桜友会と甲南大学同窓会甲南会との連携組織である「桜梅桃李の会」を立ち上げました。その業績に対して改めてお礼を申し上げます。
さて、私は成蹊小学校、中学校、高校と13年間を成蹊に学びました。中高ではバスケットボール部で仲間と一緒に汗を流す大切さを学びました。高校と大学時代には波佐間の海で水泳師範として小中学生と過ごし自分の成長も感じました。また、高校3年生の時に豪州カウラ市へ2人目の交換留学生として約1年間派遣されました。カウラ市には戦中に日本人捕虜収容所があり、脱走事件で命を落とした多数の方々が埋葬されている日本人墓地があります。その地で過ごすことで、戦争の戦禍を繰り返してはいけないという強い気持ちを持つようになりました。このように、私は成蹊と成蹊の先生方に育ててもらいましたので、恩返しのつもりで成蹊会の発展のために精一杯努力いたします。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
成蹊会は来年2026年、90周年の節目を迎えます。皆様も成蹊学園本館に向かって左手にある創立者中村春二先生の胸像をご存じだと思います。成蹊会はその胸像が設置された1936年に発足しました。現在、幹事会を立ち上げて若手OBOGにも参加してもらい、90周年のイベントの企画を開始しています。2026年11月に予定する代議員懇談会の日程に合わせて開催するつもりです。多くの会員の方々が成蹊会の伝統に思いを馳せ、成蹊会の活動を理解していただき、今後の発展に関心を持っていただけるような内容にしたいと思います。どうぞ多くの皆様の参加を期待したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、成蹊会の役割は第一に、公益事業としての育英奨学・学術教育支援・国際交流支援など主として学生に対する支援、第二に、成蹊桜祭・学校学部同窓会・卒業周年同窓会・地域成蹊会など同窓会活動、第三に、成蹊会誌の発刊・成蹊倶楽部の運営という会員サービスを行っています。こうした活動に幅広い年代から多くの会員の皆様に参加をしていただいています。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
ところで、2024年の出生者は70万人を下回ったという報道があります。学校の数は減っていませんので、学校経営の環境は厳しさが増しています。これに対して成蹊学園は、理工学部校舎の建替えに続き、国際共創学部の開設や国際学生寮と総合体育館の新設、また広報活動の活発化にも取り組んでいます。我々成蹊会としてもできるだけ成蹊学園と足並みを揃えて、「母校成蹊の名を高める」ことに資する活動をして参りたいと思います。
そのために、先に挙げた成蹊会の活動について点検し、時代や学生の求めるものに合わせる活動を進めて参るつもりです。そのために半数が入れ替わりました理事会メンバーが先頭に立って活動をして参ります。会員の皆様からの意見もいろいろな機会に聞かせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
最後になりますが、成蹊会の活動は皆様の会費で支えられています。どうぞ引き続き会費の納入をよろしくお願いいたします(会費納入手続きは成蹊会HP会費についてにあります)。
私は6月の定時代議員総会と理事会で、成蹊会会長に選任された高校24回の太田克彦です。前任の高井昌史様の時代は、コロナ禍の時期と重なりましたが、100回目の枯林忌や安倍元首相の追悼式を取り仕切られ、また七年制旧制高校のルーツを持ち、かつ一般社団法人として運営されるという共通点がある、学習院桜友会と甲南大学同窓会甲南会との連携組織である「桜梅桃李の会」を立ち上げました。その業績に対して改めてお礼を申し上げます。
さて、私は成蹊小学校、中学校、高校と13年間を成蹊に学びました。中高ではバスケットボール部で仲間と一緒に汗を流す大切さを学びました。高校と大学時代には波佐間の海で水泳師範として小中学生と過ごし自分の成長も感じました。また、高校3年生の時に豪州カウラ市へ2人目の交換留学生として約1年間派遣されました。カウラ市には戦中に日本人捕虜収容所があり、脱走事件で命を落とした多数の方々が埋葬されている日本人墓地があります。その地で過ごすことで、戦争の戦禍を繰り返してはいけないという強い気持ちを持つようになりました。このように、私は成蹊と成蹊の先生方に育ててもらいましたので、恩返しのつもりで成蹊会の発展のために精一杯努力いたします。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
成蹊会は来年2026年、90周年の節目を迎えます。皆様も成蹊学園本館に向かって左手にある創立者中村春二先生の胸像をご存じだと思います。成蹊会はその胸像が設置された1936年に発足しました。現在、幹事会を立ち上げて若手OBOGにも参加してもらい、90周年のイベントの企画を開始しています。2026年11月に予定する代議員懇談会の日程に合わせて開催するつもりです。多くの会員の方々が成蹊会の伝統に思いを馳せ、成蹊会の活動を理解していただき、今後の発展に関心を持っていただけるような内容にしたいと思います。どうぞ多くの皆様の参加を期待したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、成蹊会の役割は第一に、公益事業としての育英奨学・学術教育支援・国際交流支援など主として学生に対する支援、第二に、成蹊桜祭・学校学部同窓会・卒業周年同窓会・地域成蹊会など同窓会活動、第三に、成蹊会誌の発刊・成蹊倶楽部の運営という会員サービスを行っています。こうした活動に幅広い年代から多くの会員の皆様に参加をしていただいています。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
ところで、2024年の出生者は70万人を下回ったという報道があります。学校の数は減っていませんので、学校経営の環境は厳しさが増しています。これに対して成蹊学園は、理工学部校舎の建替えに続き、国際共創学部の開設や国際学生寮と総合体育館の新設、また広報活動の活発化にも取り組んでいます。我々成蹊会としてもできるだけ成蹊学園と足並みを揃えて、「母校成蹊の名を高める」ことに資する活動をして参りたいと思います。
そのために、先に挙げた成蹊会の活動について点検し、時代や学生の求めるものに合わせる活動を進めて参るつもりです。そのために半数が入れ替わりました理事会メンバーが先頭に立って活動をして参ります。会員の皆様からの意見もいろいろな機会に聞かせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
最後になりますが、成蹊会の活動は皆様の会費で支えられています。どうぞ引き続き会費の納入をよろしくお願いいたします(会費納入手続きは成蹊会HP会費についてにあります)。